突然耳の中(外耳道あたり)がズキンと痛くなり、耳鼻科で診てもらったが、耳の中はきれいで異常無し。どこの耳鼻科でも同じ事を言われた。結局原因不明。こうした例がありますが、こうしたケースではヤコブソン神経痛の疑いがあります。
舌咽神経の末梢神経1分枝である鼓室(中耳のこと)と、外耳道の感覚を司る部分がヤコブソン神経ですが、このヤコブソン神経が分布する領域の外受容器性疼痛がヤコブソン神経痛とされています。
ヤコブソン神経痛の症状としては、外耳道の痛みを感じ、場合により大変に激しい痛みを感じることもあります。一つの症例として、どちらかの耳を下にして寝ると必ず耳の奥が痛くなり目が覚めてしまう、というようなものです。
この症状はそれほど長くは続きません。しかし、両耳いずれも下にして寝ていると耳が痛む現象がおこることがあるのです。
専門的には、脳神経外科専門医に診てもらうべき神経痛となるようです。
原因として、耳の穴をおおう動作や、外耳道を圧迫する状態が続いた時にヤコブソン神経痛は誘発されるようです。「左耳だけでヘッドフォンで音楽を大きめの音で聴いていたら、突然耳の穴の周りにビッという電気が走ったような鋭い痛みが起こり、耳が熱っぽくなり、ほてりが出た」というような発症例があります。
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