肛門神経痛

肛門神経痛は、肛門直腸部、つまり、お尻の穴、およびその周辺に、検査で異常が認められないにもかかわらず、痛みを感じるものです。

肛門周囲の筋肉につながる神経の機能障害が原因で起こると考えられていますが、心因性によるものも多いそうです。直腸肛門付近に突然起こる発作性の疼痛が特徴で、大抵は夜間におこり、その発作は不規則で5~20分くらい続き、自然に治まります。

肛門の痛みなので痔と混同されやすいですが、痔と比べて、排便時だけでなく持続的に痛みを感じるのが特徴です。このため、痔の治療を行っても痛みが全く改善しない場合、肛門神経痛の可能性があります。

治療法としては、鎮痛剤、鎮静剤、筋肉弛緩(しかん)剤などの薬物療法やペインクリニック治療を行うことで改善されます。効果が不十分な時は、肛門の筋肉を意識的に動かすバイオフィードバック療法などを試みることもあります。

他の神経痛同様、神経ブロックの注射治療が施されることもあります。医院によっては、低周波電気刺激療法を行うところもあるようです。低周波電気刺激には、鎮痛効果や血行改善効果があり、それらが肛門神経痛にも効用がると考えられています。

また、低周波電気刺激には、肛門の筋肉を強くする働きがあるため、痛みの再発防止も期待できるようです。

スポンサードリンク

Copyright © 2007 坐骨神経痛の改善!神経痛事典. All rights reserved