三叉神経痛の治療方法は、まず、薬による治療があります。
症状が軽い場合は鎮痛剤、抗けいれん薬、精神安定剤、ビタミン剤などで症状が改善されることもあります。これ以外、カルバマゼピンというてんかんに用いられる薬が、特発性の三叉神経痛には良く効くそうです。
しかし、短期間で改善されない場合、何度も飲まなければいけなくなり、これに伴い、肝障害やふらつきの副作用が起こる恐れもあります。
薬の服用以外では麻酔科によるブロック療法(一種の麻酔薬による治療)があります。ただ、ブロック療法は薬の効果が切れるたびに注入を受ける必要があります。三叉神経節に麻酔薬を入れる代わりに、グリセリンを注入する治療方法もあります。
手術による治療方法では「微小血管減圧術」が標準治療になりつつあります。これは、三叉神経痛の原因となっている脳深部血管の三叉神経への圧迫を、手術によって取り除く(神経血管減圧術)という治療方法です。
以前の手術と比べても、傷口が小さく、短期間で退院できるそうです。病気の根本原因を治療するという意味では、きわめて効果的な治療法と考えられています。
高齢などで全身麻酔による手術が危険と見られる患者に対する治療としては、ガンマーナイフによる治療が行われ、その有効性も最近は注目されています。
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