坐骨神経痛の治療は、まず日常生活の指導から始まり、薬物療法、理学治療、そしてブロック注射、という順で治療を進めることになります。
ブロック注射には、硬膜外ブロック・神経根ブロックなどがあります。さらに、硬膜外ブロックは、腰部硬膜外ブロックと仙骨部硬膜外ブロックがありますが、安全性が高いことから仙骨部硬膜外ブロックがよく用いられるそうです。ただ、薬剤が病変部に到達せず、無効なケースもあるようです。
神経根ブロックは、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症の坐骨神経痛に対して最も即効性があるそうです。疼痛の再現性を確認することで、診断の一つとしても用いられるようです。直後にほとんどの場合疼痛が無くなりますが、刺す時の痛みが強く、神経根損傷の危険もあるので、何度も行うことはありません。
ブロック注射の効果は、一度のブロックで数ヶ月以上の効果が得られ、その後再発もないという例もありますが、約1時間程度の効果しか得られない、と言うケースもあるようです。
坐骨神経ブロックは、梨状筋症候群、帯状疱疹後神経痛などに対して用いられるそうです。容易に施行できるそうですが、硬膜外ブロックや神経根ブロックに比べ、刺す部位の目印がはっきりせず、また坐骨神経痛の走行に個人差も有ることから、確実な効果を得ることは少し難しいようです。
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